この記事はこんな方におすすめ
- ブライダルチェックを受けるか迷っている
- ブライダルチェックを受けるメリット・デメリットが知りたい
- 費用・検査内容・流れなどを具体的に知りたい
将来の妊娠・出産に備えて、病気や感染症の有無、ホルモンの状態などを調べるブライダルチェック。
「ブライダルチェックを受けるべきか迷っている」「実際に受けた人の体験談を聞いてみたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私が実際にブライダルチェックを受けた体験談をもとに、
- なぜ受けようと思ったのか
- 実施した検査内容・かかった費用
- 検査を受けて感じたメリット・デメリット
などを詳しくご紹介します。
結論から言うと、安心して妊活に進むことができたので、検査を受けて良かったです。
ブライダルチェックを受けるか迷っている方は、是非参考にしてくださいね。
ブライダルチェックを受けた理由
私が検査を受けようと思った理由は、結婚をして妊活を始める前に、妊娠や出産に関する健康上の懸念点がないか確認したかったからです。
特定の病気等に関する不安があって検査を受けた訳ではないのですが、妊娠前に治療した方が良い症状があった場合、きちんと治療してから次のステップに進みたいと思ったため、検査を受けました。
また、妊娠や出産は女性だけでなく、男性にも関わることなので、妊娠・出産に備える検査があることを夫に伝え、一緒に受けました。
どちらか片方が検査を受けて問題がなくても、もう片方に治療すべき症状などがある可能性もありますので、私は夫婦で受けてよかったです。
もしカップルで検査を受けるか迷っているのであれば、2人で受けるのがおすすめです。
ブライダルチェックを受けたタイミング
結婚して1年半が経った頃、妊活を考え始めたタイミングでブライダルチェックを受けました。
ちなみに年齢は夫が29歳、私が28歳でした。
私たちの場合は、結婚してからブライダルチェックを行うまでに1年以上時間がかかりましたが、入籍したタイミングで検査を受けておいた方が良かったと思っています。
というのも、検査を受けて治療が必要なものが見つかったり、抗体が少ない病気が見つかった場合、治療をしたり、ワクチン接種を終えてから妊活に進む必要があるためです。
私たちの場合、夫は麻疹の抗体が少なく、私はおたふくかぜの抗体が少ないことが分かったため、ワクチンを打ってから妊活を始めました。
ブライダルチェックを受けると決めてから、検査を受け、検査結果に合わせてワクチンを打つまでに1ヶ月くらいかかったので、もう少し早くやっておいても良かったかなと思いました。
私たちの場合は治療が必要な症状はなく、念のためにワクチン接種しただけでしたが、検査結果によっては長期間治療が必要な場合もあるかと思いますので、将来的に子どもを望んでいるのであれば、早めに受けておいて損はないかと思います。
病院の選び方
私の場合は、かかりつけの産婦人科で検査を受けました。
かかりつけの産婦人科が検査を実施しており、普段診てもらっているクリニックで診てもらった方が安心だと思い、そちらを受診しました。
かかりつけの病院がある方は、その病院でブライダルチェックを行なっているか確認するのがおすすめです。
もし過去に産婦人科にかかったことがないのであれば、「お住まいの地域名 ブライダルチェック」で検索すると、検査を実施しているクリニックを見つけることができると思います。
私たちが受けた検査
受けた検査は次の通りです。
基本検査に加え、オプション検査をいくつか受けました。
女性
基本検査
- 問診
- 尿検査
- 子宮頸がん検査
- 超音波検査
- カンジダ・一般細菌
- クラミジア検査
- 淋菌検査
オプション検査
- 風疹抗体検査
- 麻疹抗体検査
- おたふくかぜ抗体検査
- 水疱瘡抗体検査
男性
基本検査
- 問診
- 尿検査
- クラミジア検査
- 淋菌検査
- HIV抗体検査
- 梅毒検査
オプション検査
- 風疹抗体検査
- 麻疹抗体検査
- おたふくかぜ抗体検査
- 水疱瘡抗体検査
※検査内容は病院によって異なりますので、参考程度にご覧ください。
オプション検査で風疹や麻疹などを追加した理由は、妊娠中にかかると重症化したり流産する可能性が高まったり、胎児へ影響する可能性があると病院で聞いたからです。
もし抗体が少なくなっているのであれば、ワクチンで予防することができると聞いたので、事前に抗体値についてわかっておいた方が良いと思い、追加しました。
また、オプション検査の中にはホルモン検査やAMH、精液検査などもありましたが、私たちは受けませんでした。
しかし、妊活を進めていく中で、最初に受けておけば良かったと思うことが多々ありました。
というのも、私たちは自然妊娠を望んでいたのですが、妊活を始めてから赤ちゃんを授かるまでに1年かかり、不妊症の検査をした方がいいのか段々と迷うようになったからです。
自分の状態やパートナーの状態を詳しく知っておくことで、妊活の進め方を考えることができるので、もし今私が検査を受けるのであれば、迷わずホルモン検査やAMH、精液検査も追加すると思います。
「自分たちだけで検査項目を決めるのが不安」という方は、ブライダルチェックを実施している医療機関に、どういった検査を追加するのが良いか相談するのがおすすめです。
検査費用
かかった費用の合計は、40,500円でした。
女性 | 男性 | 合計金額 | |
---|---|---|---|
基本+オプション検査 | ¥ 21,500 | ¥ 19,000 | ¥ 40,500 |
※費用は医療機関によって異なりますのでご注意ください。
私が検査を行った産婦人科では、女性の方が検査費用が若干高かったです。
費用についても知った上で検討したいという方は、検査を受ける予定のクリニックのウェブサイトを確認するか、直接確認してみてください。
検査当日〜結果受領までの流れ
私たちが検査を行った病院では、以下の流れで検査を行いました。
ちなみに、受付をしてから病院を出るまで、1時間程度かかったと思います。
- 問診票の記入
- 尿検査
- 問診
- 内診・エコー検査(女性のみ)
- 血液検査
- 結果受領(1〜2週間後)
医療機関によって流れや所要時間は異なると思いますので、参考程度にご覧ください。
ブライダルチェックを受けて感じたメリット
私が検査を受けて感じたメリットは次の3つです。
- 安心して妊活に進むことができる
- 妊活の進め方を考えることができる
- 妊娠中も安心して過ごすことができる
1つずつ詳しく説明します。
安心して妊活に進むことができる
検査を受けて、自分やパートナーの身体の状態を知ることができたので、漠然とした不安を払拭でき、前向きに妊活を始めることができました。
特定の病気や症状に関する不安があって検査を受けたわけではないのですが、自分やパートナーの身体の状態が理由で、授かった赤ちゃんに何かあったら…という不安が減ったのは大きかったです。
妊活の進め方を考えることができる
自分たちの状態を知ることで、どのように妊活を進めるか考えることができるのも、大きなメリットだと感じました。
私たちはホルモン検査や精液検査は受けませんでしたが、そういった検査も受けていた場合は、最初から不妊治療を行うのか等、進め方を考えることができます。
検査を受けなければ判断が難しいので、妊活を始める前に自分たちの状態を知り、それをもとに妊活の始め方を考えられるのは大きいと感じました。
妊娠中も安心して過ごすことができる
風疹や麻疹等の抗体検査を行い、結果に基づいてワクチンを打ったことで、妊娠中も不安なく過ごすことができました。
というのも、妊娠がわかってから、住んでいる地域(関西)で何件か麻疹の感染が確認されたからです。
私はブライダルチェックの抗体検査で麻疹の抗体があることが分かり、夫は抗体が少なくなっていたのでワクチンを接種していたため、そういったニュースを見ても安心して過ごすことができました。
ブライダルチェックを受けて感じたデメリット
私が検査を受けて感じたデメリットを紹介します。
費用が高い
検査を受けて感じたデメリットは、費用が高い点です。
私たちの場合は、夫婦合わせて40,500円かかりました。
自由診療となるため保険が効かず、結構な値段がかかってしまうのはデメリットだと感じました。
ただし、自治体によっては、ブライダルチェックに助成金が出る場合があります。
助成金が出る検査内容や条件などは、自治体によって異なりますので、検査前に一度お住まいの市区町村に確認するのがおすすめです。
ブライダルチェックを受けた人たちの体験談
ここからは、実際にブライダルチェックを受けた方々の体験談を紹介します。
ブライダルチェックで治療すべきものが見つかったという方も何人かいらっしゃいました。
まとめ
ブライダルチェックは費用が高めではあるものの、
- 安心して妊活に進むことができる
- 妊活の進め方を考えることができる
- 妊娠中も安心して過ごすことができる
など、多くのメリットがありました。
私たちは、妊活前に検査を受けておいて本当に良かったと感じています。
私の体験談が、同じように悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!